標識や防護柵などに使われる鋼製ポールは、設置から数年経つと地際部分が腐食し始め、環境が悪い場所ではわずか数か月で著しく劣化することもあります。地際部分は外から見えにくいため、腐食が進行しても気づきにくく、防護柵では本来の強度が失われて大事故を引き起こしたり、標識が倒れて二次災害につながる危険性もあります。このリスクを軽減するため、鋼製ポールの地際用防錆材「ジープロテクター」を開発しました。
※地際とは
照明灯、道路標識、手すりなどの鋼製支柱と、地面との境界部分を指します。
高い信頼性販売実績
約12万枚平成29年実績
※主にNEXCOへの販売
各都市で採用江東区
東久留米市ほか
自社加工特許を取得NEITS登録商品 KTK-150010-A
商標登録5207305号 特許第5078786号
貼り付けるだけ!作業が簡単
低価格を実現少ロットから対応
在庫常備・出荷確認即時対応可能
過酷な環境に耐える防錆力・耐候性
扱いやすさ◎軽量柔軟性
汚れがつきにくい耐薬品性
現在、ユタカ産業の相談役を務める松本氏。昭和48年、29歳の若さで交通安全事業として道路の白線引きを行う会社を立ち上げたのが、ユタカ産業の起こりである。「必要が存在を決める」という経営理念を掲げ、社会のニーズに応えるかたちで事業を展開。日本の高度経済成長と開発の波に後押しされるように、会社は着実に成長を遂げた。
やがて、妻の闘病を機に松本氏は経営から退くことを決意。当時、年商8億円を誇った会社を部下へと託した。しかし、高収益を維持できると信じた会社は、わずかの間に年商3億円まで減少してしまう。「とにかく経営のアドバイスをして、役員も全員がぎりぎりの賃金でなんとか立て直しました」と松本氏は振り返る。
理念通り、「必要が存在を決める」信念のもと、求められる仕事を片っ端から引き受け、会社は再び軌道に乗り始めた。
そんな折、ひとつの偶然がユタカ産業に新たな道を示す。日本防錆協会への加入と、防錆管理士資格の取得。その縁で、防錆の専門家を顧問に迎えたのがすべての始まりだった。当時、道路公団ではガードレールの地際部分の腐食が深刻な問題となっていた。事故の危険性を憂えた幹部たちは、防錆対策のコンペを実施。大手企業が名を連ねる中、松本氏は防錆テープ技術に着目し、自社で専門的な取り扱いを開始した。
結果、三社がコンペに合格し、なかでもユタカ産業の製品が最も高い評価を受けた。商品名は「ジープロ」。地際を守るための防錆テープで、取り扱いが簡単なうえ、コストパフォーマンスにも優れていた。この成功を契機に、ガードレール設置工事を担う多くの企業がジープロを採用するようになった。
そして松本氏は今、ジープロの可能性をさらに広げようとしている。地震や風による地際部分の弱体化を防ぐこの技術は、日本国内のみならず、海外市場にも展開できる可能性を秘めている。「地味だが、確実に必要とされる商品」そう語る松本氏の目は、次の50年を見据えて静かに輝いている。
現場での課題から始まった“必要”に応えるかたちで誕生したジープロ。
これまでも選ばれ続けてきたのは、現場の声に真摯に向き合い、進化を続けてきたから。
そしてこれからも、社会にとっての「必要」に寄り添い、
次の50年も、現場とともに歩み続けます。
STEP 01
発注
発注方法は3通り
・注文フォーム
・お電話
・FAX
STEP 02
受注
見積書を作成、
送付
STEP 03
発送
注文書を受け取り、
発送
STEP 04
到着
使用に際する不明点など
いつでもお問い合わせ
ください
STEP 05
入金
入金方法
銀行振り込み
お電話・FAXでの注文も承っております。
「これって使える?」「どれを選べばいい?」
—— その疑問、遠慮なくお聞かせください。
こういうのにも
巻けるのかな?
現場で使えるか
確認だけしたいんだけど…
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